“ともよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
友呼50.0%
艫寄50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『獅子(しゝ)の友呼(ともよ)び!。』と一名(いちめい)の水兵(すいへい)は咡(さゝや)いた。成程(なるほど)遠雷(えんらい)の如(ごと)き叫聲(さけびごゑ)が野山(のやま)に響渡(ひゞきわた)ると、忽(たちま)に其處(そこ)の森(もり)からも、彼處(かしこ)の岩陰(いはかげ)からも三頭(さんとう)五頭(ごとう)と猛獸(まうじう)は群(ぐん)をなして現(あら)はれて來(き)た。
それと見ると、松兵衛という老船頭、つづらについて阿波へ行く手代の新吉、ばらばらと駆けてきて、三位卿を艫寄(ともよ)りの屋形へ案内した。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)