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とぶくろ
ふりがな文庫
“とぶくろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
戸袋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戸袋
(逆引き)
颯
(
さっ
)
と
浴衣
(
ゆかた
)
をかなぐり
棄
(
す
)
てると
手拭
(
てぬぐい
)
片手
(
かたて
)
に、
上手
(
かみて
)
の
段
(
だん
)
を二
段
(
だん
)
ばかり、そのまま
戸袋
(
とぶくろ
)
の
蔭
(
かげ
)
に
身
(
み
)
を
隠
(
かく
)
した。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
慄
(
ふる
)
えながら戸口に
佇
(
たたず
)
み、新聞が
戸袋
(
とぶくろ
)
の間から投げ込まれると、何よりも先ず、その日の紙面に、金博士の広告文がのっているかを確め、しかるのちまた寝台にのぼって
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
高く釣りたる棚の上には植木鉢を置きたるに、なほ表側の
見付
(
みつき
)
を見れば入口の
庇
(
ひさし
)
、
戸袋
(
とぶくろ
)
、
板目
(
はめ
)
なぞも狭き処を皆それぞれに意匠して
網代
(
あじろ
)
、
船板
(
ふないた
)
、
洒竹
(
さらしだけ
)
などを用ゐたれば
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(15作品)
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