“とくゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
特有80.0%
督郵20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでは知合のたれかれがでて来て、いかにもその気性をあらわした、めいめい特有とくゆうの声で話します。それは目がさめてのちまねようにもまねられないものです。
しかしがだん/\に發達はつたつして、組織そしき丈夫じようぶになるにしたがひはじめのいろ次第しだいえて、つひにその樹木じゆもく特有とくゆういろとなるのです。はるをはりにはみな緑色りよくしよくになるのは、さうしたわけです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
そういう沙汰が、役所へ達しられてから間もなく、この安喜県へも、督郵とくゆうが下って来た。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「誰だ、誰だ?」と、さわぎ立ち、県尉玄徳の部下だと聞くと、督郵とくゆうの家来たちは
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)