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できす
ふりがな文庫
“できす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
出来過
66.7%
出來過
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出来過
(逆引き)
三四郎は画の
道
(
みち
)
に
暗
(
くら
)
いから、あんな
大
(
おほ
)
きな
額
(
がく
)
が、
何
(
ど
)
の位な速度で
仕上
(
しあげ
)
られるものか、殆んど想像の
外
(
ほか
)
にあつたが、美禰子から注意されて見ると、余り早く
出来過
(
できす
)
ぎてゐる様に思はれる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
是は下の児の答えが当らなかった場合に、それを
打消
(
うちけ
)
して「三本! 何本」と
畳
(
たた
)
みかけて問う言葉ともみられるが、一本も出さずに握り拳で出すことを、
零本
(
れいぼん
)
というのは少し
出来過
(
できす
)
ぎている。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
できす(出来過)の例文をもっと
(2作品)
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出來過
(逆引き)
二
億圓
(
おくゑん
)
の
正貨
(
せいくわ
)
を
買
(
か
)
ひ
得
(
え
)
たことは、
輸入超過
(
ゆにふてうくわ
)
の
日本
(
にほん
)
に
取
(
と
)
つては
出來過
(
できす
)
ぎであると
云
(
い
)
ふ
批評
(
ひひやう
)
があるが、それは
正
(
まさ
)
しく
左樣
(
さやう
)
であらうと
思
(
おも
)
ふ。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
できす(出來過)の例文をもっと
(1作品)
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