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出来過
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できす
ふりがな文庫
“
出来過
(
できす
)” の例文
旧字:
出來過
三四郎は画の
道
(
みち
)
に
暗
(
くら
)
いから、あんな
大
(
おほ
)
きな
額
(
がく
)
が、
何
(
ど
)
の位な速度で
仕上
(
しあげ
)
られるものか、殆んど想像の
外
(
ほか
)
にあつたが、美禰子から注意されて見ると、余り早く
出来過
(
できす
)
ぎてゐる様に思はれる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
是は下の児の答えが当らなかった場合に、それを
打消
(
うちけ
)
して「三本! 何本」と
畳
(
たた
)
みかけて問う言葉ともみられるが、一本も出さずに握り拳で出すことを、
零本
(
れいぼん
)
というのは少し
出来過
(
できす
)
ぎている。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“出来”で始まる語句
出来
出来栄
出来上
出来事
出来損
出来合
出来星
出来悪
出来難
出来秋