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てこまい
ふりがな文庫
“てこまい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手古舞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手古舞
(逆引き)
忽
(
たちま
)
ち井戸の周囲が人だかり、押すな押すなで、井戸側からのぞいて見ると、さまで深くない水面にありと見えるのは、まごうべくもない昨晩の
手古舞
(
てこまい
)
の姿。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
牡丹屋の亭主の話によると、
神輿
(
みこし
)
はもとより、
山車
(
だし
)
、
手古舞
(
てこまい
)
、
蜘蛛
(
くも
)
の
拍子舞
(
ひょうしまい
)
などいう手踊りの舞台まで張り出して、できるだけ盛んにその祭礼を迎えようとしている。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
芸者の揃いの
手古舞
(
てこまい
)
姿。
佃島
(
つくだじま
)
の
漁夫
(
りょうし
)
が
雲龍
(
うんりゅう
)
の
半纏
(
はんてん
)
に
黒股引
(
くろももひき
)
、古式の
侠
(
いなせ
)
な姿で
金棒
(
かなぼう
)
突
(
つ
)
き佃節を唄いながら練ってくる。
挟箱
(
はさみばこ
)
を
担
(
かつ
)
いだ
鬢発奴
(
びんはつやっこ
)
の
梵天帯
(
ぼんてんおび
)
。
花笠
(
はながさ
)
に
麻上下
(
あさがみしも
)
、馬に乗った
法師武者
(
ほうしむしゃ
)
。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
てこまい(手古舞)の例文をもっと
(10作品)
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