“ぢか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヂカ
語句割合
50.0%
直接26.9%
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃藹山はもう七十の上を越してゐたらしかつたから、五十ぢかい娘があつたところで、別段腹を立てる程の事でも無かつた。
私が直接ぢかに聞いたことでは無いのですけれど——又、私に面と向つて、まさかに其様そんなことが言へもしますまいが——といふのは
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「さあ、ぢかに私が言つてもいゝが——。」浅子女史は鴉のやうにぶる/\肩をふるはせながら、柱暦はしらごよみを見た。暦には三月——日と出てゐた。