“ちゅうじつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
忠実100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人しゅじんのためにはいのちをすてて主人の危険きけんすくう犬がよくありますが、しろ公もまたそういう忠実ちゅうじつな犬にちがいありません。
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)
博雄は、友人の間に寛容かんようであるらしい。そして子供らしい親切さと、忠実ちゅうじつさをもって交際するとのうわさであり、友人たちからこれを容認されている。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
そのおとこは、ただ忠実ちゅうじつ仕事しごとのことばかりかんがえているようでした。それには、なにか、目的もくてきがあったのかもしれない。
火を点ず (新字新仮名) / 小川未明(著)