“だいみやうやしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
大名屋敷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きはめて一直線な石垣いしがきを見せた台の下によごれた水色のぬのが敷いてあつて、うしろかぎ書割かきわりにはちひさ大名屋敷だいみやうやしき練塀ねりべいゑが
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
あまりに月が大きくあかるいから、大名屋敷だいみやうやしきへいはうが遠くて月のはうかへつて非常に近く見える。しか長吉ちやうきちの見物も同様どうやうすこしも美しい幻想げんさうを破られなかつた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)