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だいふへい
ふりがな文庫
“だいふへい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大不平
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大不平
(逆引き)
家
(
いへ
)
のかゝり
料理
(
れうり
)
の
鹽梅
(
あんばい
)
、
酒
(
さけ
)
の
味
(
あぢ
)
、すべて、
田紳的
(
でんしんてき
)
にて
北八
(
きたはち
)
大不平
(
だいふへい
)
。
然
(
しか
)
れども
温泉
(
をんせん
)
はいふに
及
(
およ
)
ばず、
谿川
(
たにがは
)
より
吹上
(
ふきあ
)
げの
手水鉢
(
てうづばち
)
に
南天
(
なんてん
)
の
實
(
み
)
と
一把
(
いちは
)
の
水仙
(
すゐせん
)
を
交
(
まじ
)
へさしたるなど、
風情
(
ふぜい
)
いふべからず。
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私は生来の朝寝坊だから、毎朝二度三度
覚
(
おこ
)
されても、中々起きない。優しくしていては際限がないので、母が
最終
(
しまい
)
には夜着を
剥
(
は
)
ぐ。これで
流石
(
さすが
)
の朝寝坊も不承々々に床を離れるが、しかし
大不平
(
だいふへい
)
だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
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