“だいざい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大罪88.9%
題材11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先祖へ対し家名をけがし、此の上ない大罪だいざいでございますから、何うか幾重にもお助けを願います、向後は速かに改心いたしますゆえ、何うぞお見遁しなすって
それからまた堂とかあるいは塔へでも参詣さんけいした時、もしその堂または塔を右へめぐらずに左廻りをして行くともう大罪だいざいを犯したかのようにやかましゅう言うですから
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
これもわたしんだだけの範圍はんいでいへば、日本では里見弴さん、久保田万太郎さん、豐島與志雄さんがいづれもたん篇小せつの中に球突塲たまつきば題材だいざいにしてゐる。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
里見さんのは確か修善しゆぜん寺あたりの球突塲たまつきば題材だいざいにしたもので、そこにあつまつてくる温泉客おんせんきやくや町の常連ぜうれんの球突振つきふりそのものをれいの鮮かな筆致ひつちゑがいてあつたかとおもふ。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)