“たまむし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉蟲44.4%
玉虫33.3%
吉丁虫11.1%
金亀子11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はと言へば御維新の後々あとあとまでもチヨン髷をゆひ、「玉蟲たまむしのやうに光る着物を着た」好い男と言はれた。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
定吉の指さしたのを見ると、小艶の右のこめかみに深々と吹矢の突つ立つた跡があつて、襟まで流れた血が、玉蟲たまむし色に固まりかけてをります。
まことさん、玉虫たまむしたことがあって?」と、春子はるこさんは、おとうとまことさんに、ききました。
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
玉虫たまむしよ。ほらごらんなさい。」と、そのちいさなはこ久代ひさよさんは、春子はるこさんのわたしました。
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
一つには、銀象嵌ぎんぞうがん吉丁虫たまむしを、と言っていた。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
瓜蠅、つゆ虫、ばった、足長蜘蛛、蚋、蚊とんぼ、尺蠖しゃくとりむし金亀子たまむし、羽蟻、蟷螂かままり、それ等の虫がそれぞれ枝と葉の宮殿のなかに休んでいる。
螽蟖の記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)