“たなだて”の漢字の書き方と例文
語句割合
店立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少し談話(はなし)が古いが、日独の国交が断絶して、独逸の日本留学生が一纏(まと)めに店立(たなだて)を食はされた時の事、皆は和蘭(オランダ)経由で英吉利(イギリス)に落ち延びようとして、日を定(き)めて一緒に伯林(ベルリン)のレアタア停車場(ていしやぢやう)を発(た)つた。
直接に猫婆に談判しても容易に埓があくまいと思ったので、月番(つきばん)の者が家主(いえぬし)のところへ行って其の事情を訴えて、おまきが素直に猫を追いはらえばよし、さもなければ店立(たなだて)を食わしてくれと頼んだ。
半七捕物帳:12 猫騒動 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
以て勘太郎店立(たなだて)申入候へば勘兵衞以(もつて)の外に憤(いか)り却て私し共に店立申付候程の事にて何故か勘太郎を贔屓(ひいき)仕つり候と申せしかば茲(こゝ)に於て大岡殿大聲に其方家主をも勤(つとめ)ながら右體(みぎてい)の者は訴へ出べきに僞(いつは)りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)