“たかだか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
高々66.7%
高〻22.2%
高高11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坊主頭ぼうずあたまへ四つにたたんだ手拭てぬぐいせて、あさ陽差ひざしけながら、高々たかだかしりからげたいでたちの相手あいては、おな春信はるのぶ摺師すりしをしている八五ろうだった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
高〻たかだかとズボンをまくり上げて、古草鞋ふるわらじを着けさせられた晩成は、何処どこへ行くのだか分らない真黒暗まっくらやみの雨の中を、若僧にしたがって出た。外へ出ると驚いた。雨は横振よこぶりになっている、風も出ている。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
身軽なこなし、高高たかだか
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)