“たいぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大象50.0%
対像25.0%
胎蔵25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二十三圖だいにじゆうさんず)これはながえたぞうであることはすぐづくのでありまして、今日こんにちぞうとはちがつて、むかしシベリアなどにんでゐたまんもすといふ大象たいぞうかたちあらはしたものであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
詩の対像たいぞうには持って来いだ。これほど整調ととのった肉体は欧羅巴ヨーロッパ婦人にもないだろう。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
が、それはとにかく——(上人の手紙は取意の事)東京の小県へこの来書の趣は、婦人が受辱じゅにく胎蔵たいぞう玻璃はりを粉砕して、汚血おけつを猟色の墳墓に、たたき返したと思われぬでもない。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)