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ぞうじょうまん
ふりがな文庫
“ぞうじょうまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
増上慢
90.0%
増長慢
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
増上慢
(逆引き)
或いは智弁学問ある法師の
増上慢
(
ぞうじょうまん
)
が、しばしば生きながら天狗道に身を落さしめたという話もある。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
折る者がなかったしかるに天は
痛烈
(
つうれつ
)
な試練を
降
(
くだ
)
して生死の
巌頭
(
がんとう
)
に
彷徨
(
ほうこう
)
せしめ
増上慢
(
ぞうじょうまん
)
を打ち
砕
(
くだ
)
いた。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ぞうじょうまん(増上慢)の例文をもっと
(9作品)
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増長慢
(逆引き)
が、この
苦艱
(
くげん
)
を受けているのは、何もおれ一人に限った事ではない。おれ一人
衆苦
(
しゅうく
)
の大海に、
没在
(
ぼつざい
)
していると考えるのは、
仏弟子
(
ぶつでし
)
にも似合わぬ
増長慢
(
ぞうじょうまん
)
じゃ。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
舞
(
まい
)
も洛中に並びないが、腹を立てるのは一段と巧者じゃ。あの男は
謀叛
(
むほん
)
なぞに加わったのも、
嗔恚
(
しんい
)
に
牽
(
ひ
)
かれたのに相違ない。その嗔恚の
源
(
みなもと
)
はと云えば、やはり
増長慢
(
ぞうじょうまん
)
のなせる
業
(
わざ
)
じゃ。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ぞうじょうまん(増長慢)の例文をもっと
(1作品)
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