“それぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其切33.3%
其限33.3%
夫限33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『だから總計そうけい八十六ゑんまをしてゐるのです。其切それぎわたしは一もん所有つちやらんので。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
其限それぎりか。へい。左様かへ、さあ遅くなる、関はずに行くがよい。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
二人ふたり夫限それぎりしばらくくちかずにゐた。ちゝは此沈黙を以て代助に向つて与へた打撃の結果と信じた。やがて、言葉をやわらげて
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)