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それつきり
ふりがな文庫
“それつきり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其限
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其限
(逆引き)
血と涙さへ
涸
(
か
)
れなければ、武器も
不要
(
いらぬ
)
、軍略も不要、赤裸々で堂々と戰ふのだ。この世を厭になつては
其限
(
それつきり
)
だ。少なくとも君だけは厭世的な考へを起さんで呉れ給へ。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
血と涙さへ
涸
(
か
)
れなければ、武器も
不要
(
いらぬ
)
、軍略も不要、赤裸々で堂々と戦ふのだ。この世を厭になつては
其限
(
それつきり
)
だ、少なくとも君だけは厭世的な考へを起さんで呉れ給へ。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
罷めさせられると
其限
(
それつきり
)
です。罷めさせられると死にます。死ぬ許りです。餓ゑて死ぬ許りです。貴君方は餓ゑた事がないでせう。嗚呼、私は何処へ行つても大きな
眼
(
まなこ
)
に睨められます。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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