“そのようい”の漢字の書き方と例文
語句割合
其用意100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうむるとも明朝あすは未明に登城に及び直々ぢき/\將軍家しやうぐんけに願ひ奉るよりほかなしと思案をきはめ家來を呼び出され明朝みやうてうは六時の御太鼓たいこ相※あひづに登城致すあひだ其用意そのよういいたすべしと云付けられたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以て彌々いよ/\明十日大坂表御出立明後十一日京都御着の思召なれば其用意そのようい有べしとしたゝめ送れり頃は享保十一丙午年六月十日の早天さうてんに大坂渡邊橋わたなべばしの旅館を出立す其行列そのぎやうれつ以前に倍して行粧ぎやうさう善美ぜんび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
備前岡山の城主じやうしゆ松平伊豫守殿まつだひらいよのかみどの江戸屋敷へ問合せに及びけるに此方のもと家來けらいに相違なきに依引取申度との事なれば此趣このおもむき友次郎等へ申きけ近々きん/\伊豫守殿御邸おやしきへ引渡すべき間其用意そのようい有べしとの事故三人のよろこび大方ならず其日の來るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)