“ぜんとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
全頭50.0%
禅榻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『それにはなしするのは無駄むだだわ、其兩耳そのりやうみゝないうちは、すくなくとも片耳かたみゝないうちは』とおもつてると、たちま全頭ぜんとうあらはれたので、あいちやんはつて紅鶴べにづるろし、競技ゲームかずかぞはじめました
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
この頃、銀座通に柳の苗木なえぎ植付うえつけられた。この苗木のもとに立って、断髪洋装の女子と共に蓄音機の奏する出征の曲を聴いて感激を催す事は、鬢糸びんし禅榻ぜんとうたんをなすもののくすべき所ではない。
正宗谷崎両氏の批評に答う (新字新仮名) / 永井荷風(著)