“ぜんじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禅定61.1%
禅杖27.8%
善定5.6%
禅譲5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この岸からの岸へ渡るのに、六つの行があるというのが、この六波羅蜜、すなわち六度です。布施と持戒と忍辱にんにく精進しょうじん禅定ぜんじょう智慧ちえがそれです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
僧は怪しいやつだと思って、枕許においた禅杖ぜんじょうを手にすると、それで怪物を力まかせになぐりつけたところ、大声をあげてそこに倒れた。
善定ぜんじょう兼吉、奈良太郎兼常、徳永兼宣、三阿弥あみ兼高、得印兼久、良兼母、室屋兼任——この七人の末葉まつよう、美濃越前をはじめとして、五どうにその数およそ千百相に別れ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
堯舜ぎょうしゅん禅譲ぜんじょうにはじまり、は四百年十七代、桀王けつおうに及んで成湯せいとうのため南巣なんそうの野に放逐ほうちくされ、これがまあ支那における武力革命の淵源とでもいうのでしょうか
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)