“せん/\げつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
前々月50.0%
先々月50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丈「どうも見違えるように大きくおなりだねえ、今女どもが取次をしたが、新参で何も心得んものだから知らんが、おとっさんは前々月せん/\げつの二日に一寸ちょっと私の所へおでになったよ」
なに春見屋でねえって、そんな事はありやせん、前々月せん/\げつの二日の日暮方ひくれかたわっち海老床えびどこという西洋床を持って居りますが、其処そこへ旦那がおでなすったから、久し振でお目にかゝり
だます氣かの小夜衣の狐阿魔きつねあまつら似合にあは薄情者はくじやうものお前は知らぬか知らねども彼奴あいつ伯父をぢの長庵とはらを合せて先々月せん/\げつおれから金を五十兩かたり取たは是々の始末しまつで己の命をもすですてんとせし程のさわぎを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)