“せきとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
関取80.0%
關取20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日はこれから、本式の関取せきとりが来て、稽古をつけるのだということ。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
亭主ていしゅ多吉たきち深川ふかがわの米問屋へ帳付けにかよっているような人で、付近には名のある相撲すもう関取せきとりも住むような町中であった。早速さっそく平助は十一屋のあるところから両国橋を渡って、その家に半蔵をたずねて来た。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
關取せきとり、ばんどり、おねばとり、と拍子ひやうしにかゝつたことばあり。けずまふは、大雨おほあめにて、重湯おもゆのやうにこしたぬと後言しりうごとなるべし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)