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関取
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せきとり
ふりがな文庫
“
関取
(
せきとり
)” の例文
旧字:
關取
「伊賀の『
関取
(
せきとり
)
』と来たら何しろ東京の鮨屋がこれでないと夜も明けない日も暮れないと言うのですから、全く天下無敵です」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
崩
(
くず
)
れようとする幸吉を、長庵が
抱
(
だ
)
くようにして
訊
(
き
)
いた。何事か?——と出て来た数人の
家来
(
けらい
)
達に取りまかれて、
関取
(
せきとり
)
のように大きな山城守が、スックと立って幸吉を見下ろしていた。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
今日はこれから、本式の
関取
(
せきとり
)
が来て、稽古をつけるのだということ。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
亭主
(
ていしゅ
)
多吉
(
たきち
)
は
深川
(
ふかがわ
)
の米問屋へ帳付けに
通
(
かよ
)
っているような人で、付近には名のある
相撲
(
すもう
)
の
関取
(
せきとり
)
も住むような町中であった。
早速
(
さっそく
)
平助は十一屋のあるところから両国橋を渡って、その家に半蔵を
訪
(
たず
)
ねて来た。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“関取”の解説
関取(せきとり)とは、大相撲の番付の階級の総称であり、幕内、十両の力士を指す。これに対し、幕下以下の力士は取的(正しくは力士養成員)という。
(出典:Wikipedia)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“関取”で始まる語句
関取千両幟