“すゝみより”の漢字の書き方と例文
語句割合
進寄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
待居たり或日將軍家には御庭おんにはへ成せられ何氣なにげなく植木うゑきなど御覽遊ごらんあそばし御機嫌ごきげんうるはしく見ゆれば近江守は御小姓衆おこしやうしう目配めくばせし其座を退しりぞけ獨り御側おんそば進寄すゝみより聲をひそめて大坂より早打はやうちの次第を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て太田樣の陸尺共が聲々こゑ/″\に此土百姓の大馬鹿者おほばかものめ戸の明建あけたても知らぬか知らすばをしへて遣ふ稽古けいこに來いと散々さん/″\に惡口致候ゆゑ嘉川樣の事に付此多兵衞めもこらかね進寄すゝみよりつひ一言ひとこと二言ふたこと々爭いひあらそひし中双方錆刀さびがたな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)