“すっぱ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スッパ
語句割合
50.0%
素破41.7%
出抜4.2%
透波4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アローは口をすっぱくして、いろいろ説いたが、どうしてもファラデーに俸給を受け取らせることが出来なかった。
「ふう、これでやっと落着いた。金博士も、ひどいところを素破すっぱぬいて、よろこんでいるんだねえ。宿敵艦隊しゅくてきかんたいの一件が、あそこで曝露ばくろするとは、思っていなかった」
乱破らっぱとか出抜すっぱとかと呼ばれていた山武士野武士の類は、百姓のような見せかけをしているが、保元ほうげん以来、つぎつぎに滅亡した源平藤橘の血脈をひく武辺のまがいで、夢想家が多く
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……乱波らっぱ衆(関東派)か透波すっぱ衆(関西派)か⁉ ……ここにも一人同業がござるに、ご会釈なしの素通りとはどうじゃ!
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)