“じんじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仁人87.5%
陣々12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、またこの飯事が、先生、あの二人でなくッちゃ、英雄にも豪傑にも、志士仁人じんじんにも、狂人にも、馬鹿にも出来ない、第一あなたにも私にも出来ませんて。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大震はブウルジヨアとプロレタリアとをわかたず。猛火は仁人じんじん溌皮はつぴとを分たず。自然の眼には人間ものみも選ぶところなしと云へるトウルゲネフの散文詩は真実なり。
いまも、陣々じんじんとして、あたまうえかぜなかに、たんぼの野菜やさいしろうらかえすのである、そして、やつれたははなみだぐんだかおかぶのでありました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)