“しょっかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
食客57.7%
触角23.1%
触覚15.4%
蜀客3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いく人かいる食客しょっかくのうちから、決ってこの金城寺きんじょうじ平七がお供を言いつかって来るというのも、実はこの金城寺平七という見事な名前を持っている男が
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
しかし艦内の一角では、極超短波きょくちょうたんぱによる秘密無線電話機が、鋭敏な触角しょっかくを二十四時間、休みなしに働かせて、本国からの指令を、ひたすらあこがれていた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
でさせたおよそ盲人は触覚しょっかくをもって物の存在を確かめなければ得心しないものであるから
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「どうだな、蜀客しょっかく。蜀にはこういう軍隊があるか」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)