“極超短波”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょくちょうたんぱ50.0%
ごくちょうたんぱ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし艦内の一角では、極超短波きょくちょうたんぱによる秘密無線電話機が、鋭敏な触角しょっかくを二十四時間、休みなしに働かせて、本国からの指令を、ひたすらあこがれていた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
くわしくいうと極超短波きょくちょうたんぱを使う無線電話機で、耳のところに小型の高声器こうせいきがあり、のどの両脇にマイクロホンがあたっていて、空気服を着ている人は空気服の中で普通にしゃべれば
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
電波は長波ちょうは中波ちゅうは短波たんぱと、だんだん波長が短くなってきて、もっと短くなると超短波ちょうたんぱとなり、その下は極超短波ごくちょうたんぱとなる。そのへんになると赤外線せきがいせんの性質をびて来る。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
カナダの国境附近の産になる若鹿わかしかの肉にアマゾン河にいる或る毒虫どくむし幼虫ようちゅう煮込にこみ、その上にジーイー会社で極超短波ごくちょうたんぱあびせかけて、電気燻製とし、空前絶後くうぜんぜつごの味をつけたものであって