“しょうわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昭和22.2%
小話22.2%
笑話22.2%
性悪11.1%
正和11.1%
誦和11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、明治めいじだけではなく、大正たいしょう昭和しょうわとつづき、今日こんにちのわたくしたちにとっても、なおおおきなともしびであるといわなければなりません。(おわり)
築地つきじ風俗に、こんな日常時小話しょうわがある。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
富士男はいまゴルドンが自分を快活かいかつにみちびこうとして、笑話しょうわをつくったのだとはじめてわかった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「ちょいと誰の罰さ畜生ッ、この性悪しょうわる男め」
百唇の譜 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
阿仏は鎌倉で歿ぼっし、引きつづいて弘安九年為氏六十五で薨ずると、二条家では嫡子為世がつづいて争い、ようやく二十七年たって正和しょうわ二年、冷泉為相の勝訴となった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
例えばここに十人ありて、その中の九人、同音同調にある一詩を朗吟するときは、その他の一人は知らず識らず微声を発して、これに誦和しょうわすると同一理なり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)