“しゃば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
娑婆96.4%
裟婆1.4%
車馬1.4%
坑外0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ故娑婆しゃばの悦びもこれでおしまいかと思えば興奮のあまり、昨夜敵娼あいかたの頬をメロンだメロンだと叫んでかぶりついたのであるが
天馬 (新字新仮名) / 金史良(著)
「そうだ。用があるのだ。拙者せっしゃは、まだこの裟婆しゃばに用があるのだ」喬之助は、夢みるような声で
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
車馬しゃばの通行をめた場所とて、人目の恥に歩行あゆみも成らず、——金方の計らひで、——万松亭ばんしょうていと言ふみぎわなる料理店に、とにかく引籠ひっこもる事にした。紫玉はただ引被ひっかついで打伏うちふした。が、金方きんかたは油断せず。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
何か事があって、坑外しゃばへ出て行くにも行かれない地獄へ来てしまったような心細さに襲われた。鉱脈は五百米附近から、急に右の方へはゞが広くなって来た。
土鼠と落盤 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)