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しっく
ふりがな文庫
“しっく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シック
語句
割合
疾駆
84.2%
漆喰
7.9%
叱駆
2.6%
疾苦
2.6%
疾駈
2.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疾駆
(逆引き)
街を
疾駆
(
しっく
)
する洪水のような円タクの流れもハタと止り、運転手も客も、自動車を
路傍
(
ろぼう
)
に捨てたまま、先を争うて高声器の前に突進した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しっく(疾駆)の例文をもっと
(32作品)
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漆喰
(逆引き)
軒の
垂木
(
たるき
)
までも
漆喰
(
しっく
)
いで包んだ土蔵作りの店の構え、太い角材を惜しげもなく使った
頑丈
(
がんじょう
)
な
出格子
(
でごうし
)
、重い丸瓦でどっしりとおさえた
本葺
(
ほんぶ
)
きの
甍
(
いらか
)
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
しっく(漆喰)の例文をもっと
(3作品)
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叱駆
(逆引き)
むす子の存在の仲介によって発展した事情に於て××××……それを母の本能が怒ったのだ、何物の
汚涜
(
おとく
)
も許さぬ母性の激怒が、かの女を規矩男から
叱駆
(
しっく
)
したのだ。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
しっく(叱駆)の例文をもっと
(1作品)
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疾苦
(逆引き)
疾苦
(
しっく
)
の民は、心からいった。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しっく(疾苦)の例文をもっと
(1作品)
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疾駈
(逆引き)
ブラゼンバートの暴圧には、限りがなかった。こころよい愛撫のかわりに、
歯齦
(
はぐき
)
から血の出るほどの殴打があった。水辺のしずかな散歩のかわりに、砂塵濛々の戦車の
疾駈
(
しっく
)
があった。
古典風
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
しっく(疾駈)の例文をもっと
(1作品)
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