“したりがほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
得意顏50.0%
有為顔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このくらゐのあめは、たけがさおよぶものかと、半纏はんてんばかりの頬被ほゝかぶりで、釣棹つりざをを、いてしよ、とこしにきめた村男むらをとこが、山笹やまざさ七八尾しちはつぴき銀色ぎんいろ岩魚いはなとほしたのを、得意顏したりがほにぶらげつゝ
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「え!」と貫一は繃帯ほうたいしたる頭をもたげて、彼の有為顔したりがほゆるし難く打目戍うちまもれり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)