“ししゅく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
私淑52.9%
止宿35.3%
四宿5.9%
子淑5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち自分にても一番よしと思ふものを取り丁寧に清書してもし私淑ししゅくする先輩あらばつてを求めてその人のもとに至り教を乞ふべし。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
晩年に女史が私淑ししゅくなさったのは、夏目漱石先生であったということをのちに聞きました。
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
二九番の止宿ししゅく人ではなかったが、やはりハンベリイ街の売春婦で、ひと思いに咽頸いんけい部をき斬ってあった。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
陳仲挙ちんちゅうきょがまだ立身りっしんしない時に、黄申こうしんという人の家に止宿ししゅくしていた。そのうちに、黄家の妻が出産した。
白昼、四宿ししゅくの中の往還のことですからたまりません。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
後年に至って、わたくしは大田南畝おおたなんぼがその子淑ししゅくを伴い御薬園の梅花を見て聯句れんくを作った文をよんだ時、小田原城址じょうしの落梅を見たこの日の事を思出して言知れぬ興味を覚えた。
十六、七のころ (新字新仮名) / 永井荷風(著)