“しじゆく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
四宿50.0%
斯塾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなことでお了（しま）ひですね、——尤も、殺された孫三郎は飛んだ道樂者で、叶屋へ泊ると四宿（しじゆく）の遊びは堪（こた）へられねえ——と言つて、毎晩拔け出しては、新宿へ遊びに行つたんださうで
銭形平次捕物控：311 鬼女 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
然（さ）らでも前日の竹藪以来、怖気（おぢけ）の附（つ）きたる我なるに、昨夜（さくや）の怪異に胆（きも）を消し、もはや斯塾（しじゆく）に堪（たま）らずなりぬ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)