“しけう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
示教33.3%
司教33.3%
鴟梟33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただしこの遺精の語義、果して当代に用ふる所のものと同じきや否やをつまびらかにせず。識者の示教しけうを得ば幸甚かうじんなり。(四月十六日)
露西亜ロシアの作家にオシツプ・デイモフと云ふものあり。チエホフが短篇「いなご」の主人公と同名なりしと覚ゆ。デイモフはその名を借りて雅号となせるにや。博覧の士の示教しけうを得れば幸甚かうじんなり。
紫水晶色アメチストいろ薔薇ばらの花、曉方あけがたの星、司教しけうのやうな優しさ、紫水晶色アメチストいろ薔薇ばらの花、信心深い柔かな胸の上におまへは寢てゐる、おまへは瑪利亞樣マリヤさまに捧げた寶石だ、噫寶藏はうざう珠玉しゆぎよく僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
平賊の事、言ふに足らざる也、彼や鴟梟しけう之性を以て、豕蛇しいの勢に乗じ、肆然しぜんとして自から新皇と称し、偽都を建て、偽官を置き
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)