“司教”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しけう50.0%
ビショフ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紫水晶色アメチストいろ薔薇ばらの花、曉方あけがたの星、司教しけうのやうな優しさ、紫水晶色アメチストいろ薔薇ばらの花、信心深い柔かな胸の上におまへは寢てゐる、おまへは瑪利亞樣マリヤさまに捧げた寶石だ、噫寶藏はうざう珠玉しゆぎよく僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
クラカウ大学で学んだ後、イタリアに行き、ボロニャやパドゥアの大学で三十二歳の頃まで研究につとめたが、地動説を考え始めたのはドイツに帰ってハイルスベルクの司教ビショフになってからである。
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)