トップ
>
しいな
ふりがな文庫
“しいな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シイナ
語句
割合
椎名
25.0%
粃
25.0%
秕
12.5%
空穂
12.5%
粃米
12.5%
萎種
12.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椎名
(逆引き)
駒は石神堂をあとにして
椎名
(
しいな
)
方面へ一散に走り出してゆく。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しいな(椎名)の例文をもっと
(2作品)
見る
粃
(逆引き)
それから赤い
襷掛
(
たすきがけ
)
に紺足袋穿という
風俗
(
なり
)
で、籾の入った箕を頭の上に載せ、風に向ってすこしずつ振い落すと、その度に
粃
(
しいな
)
と
塵埃
(
ほこり
)
との混り合った黄な煙を送る女もあった。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しいな(粃)の例文をもっと
(2作品)
見る
秕
(逆引き)
義卿三十、四時
已
(
すで
)
に備わる、また秀また実、その
秕
(
しいな
)
たりとその粟たると吾が知る所にあらず。同志の士その
微衷
(
びちゅう
)
を憐み
継紹
(
けいしょう
)
の人あらば、
乃
(
すなわ
)
ち後来の種子未だ絶えず、
自
(
みずか
)
ら禾稼の有年に恥じざるなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
しいな(秕)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
空穂
(逆引き)
「
空穂
(
しいな
)
が有るねえ」と地主が言った。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しいな(空穂)の例文をもっと
(1作品)
見る
粃米
(逆引き)
原料にはよらなかったのである。秋田県
河辺
(
かわべ
)
郡のネリガユは、
粃米
(
しいな
)
の粉であってこれを
午食用
(
ひるめしよう
)
に供し、三重県南海岸のネリゲはまた蕎麦粉であった。この地方に行わるる
茶揉
(
ちゃも
)
み唄に
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
しいな(粃米)の例文をもっと
(1作品)
見る
萎種
(逆引き)
足の裏のむず痒くなるほどつる/\した広い式台に立つて玄関正面の大きな姿見の中に
萎種
(
しいな
)
のやうな小さな自分の姿を映し出された時には、ぞつと身の冷たくなるのを感じた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
しいな(萎種)の例文をもっと
(1作品)
見る
“しいな”の意味
《名詞》
稔らず実が入っていない籾。
稔らず萎びた果実。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
しひな
うつぼ
シイナ