“微衷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びちゅう94.1%
びちう5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何とぞ、微衷びちゅうみとり賜わって、お市の方様、ならびにお子様のおん身は、この戦場の外へお放ちくださいますように……。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あわれ願わくば微衷びちゅうにめでて弟子の一人にお加えくだされ、幻妙不思議の忍術の一手お教え置かれくださいますよう、常陸ひたちお願い申し上げます
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ことばつたなきをぢつゝ、つゝしん微衷びちうをのぶ。
芥川竜之介氏を弔ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)