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粃
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しいな
ふりがな文庫
“
粃
(
しいな
)” の例文
しかし人手がなくって餌を煮られないという場合には
掃寄
(
はきよ
)
せ
米
(
まい
)
か小麦の
粃
(
しいな
)
なんぞを与えてもようございます。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
それから赤い
襷掛
(
たすきがけ
)
に紺足袋穿という
風俗
(
なり
)
で、籾の入った箕を頭の上に載せ、風に向ってすこしずつ振い落すと、その度に
粃
(
しいな
)
と
塵埃
(
ほこり
)
との混り合った黄な煙を送る女もあった。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
粃
漢検1級
部首:⽶
10画
“粃”を含む語句
粃實
粃米
糠粃