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ささめごと
ふりがな文庫
“ささめごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
私語
50.0%
細語
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私語
(逆引き)
私語
(
ささめごと
)
するときの衣ずれや、においや、体温すらも、まざまざと、かれにはわかる。ひたと、身を寄り添うてくるのでもあった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(小松谷の
阿弥陀堂
(
あみだどう
)
から連れて来て、自分が今、世話をしてやっている朱実と、あの武蔵と、どういう縁故があって、あんなに親しそうに
私語
(
ささめごと
)
を
交
(
か
)
わしているのか)
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ささめごと(私語)の例文をもっと
(2作品)
見る
細語
(逆引き)
彼等は久くこの
細語
(
ささめごと
)
を
息
(
や
)
めずして、その間一たびも高く
言
(
ことば
)
を
出
(
いだ
)
さざりしは、互にその
意
(
こころ
)
に
逆
(
さか
)
ふところ無かりしなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
中には茲で縁談の
緒
(
いと
)
口を開く紳士も有ろう、情人と
細語
(
ささめごと
)
する婦人もないとは限らぬ、併し余が秀子を尋ねて此の室へ入った頃は猶だ舞踏が始まったばかりの所ゆえ誰も来て居ぬ
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
ささめごと(細語)の例文をもっと
(2作品)
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