細語ささめごと)” の例文
彼等は久くこの細語ささめごとめずして、その間一たびも高くことばいださざりしは、互にそのこころさかふところ無かりしなるべし。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
中には茲で縁談のいと口を開く紳士も有ろう、情人と細語ささめごとする婦人もないとは限らぬ、併し余が秀子を尋ねて此の室へ入った頃は猶だ舞踏が始まったばかりの所ゆえ誰も来て居ぬ
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)