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さくかく
ふりがな文庫
“さくかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
錯覺
66.7%
錯覚
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錯覺
(逆引き)
川一パイの涼み船は、この恐ろしい事實を眺めながら、それも仕掛け花火の一とこまのやうな
錯覺
(
さくかく
)
を起して、暫らくは茫然として居りました。
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
講和問題
(
かうわもんだい
)
、
新婦
(
しんぷ
)
、
新郎
(
しんらう
)
、
涜職事件
(
とくしよくじけん
)
、
死亡廣告
(
しばうくわうこく
)
——
私
(
わたくし
)
は
隧道
(
トンネル
)
へはひつた一
瞬間
(
しゆんかん
)
、
汽車
(
きしや
)
の
走
(
はし
)
つてゐる
方向
(
はうかう
)
が
逆
(
ぎやく
)
になつたやうな
錯覺
(
さくかく
)
を
感
(
かん
)
じながら、それらの
索漠
(
さくばく
)
とした
記事
(
きじ
)
から
記事
(
きじ
)
へ
殆
(
ほとんど
)
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さくかく(錯覺)の例文をもっと
(2作品)
見る
錯覚
(逆引き)
さうした、
錯覚
(
さくかく
)
で、富岡は、今朝、このまゝゆき子と此の船へ乗れたなら、どんなにか
愉
(
たの
)
しい船旅だつたらうと思へた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
日本人の
萠芽期
(
はうがき
)
はすでに去つたのだと、彼は自分の酔ひのなかで、自分で大演説をしなければならないやうな
錯覚
(
さくかく
)
にとらはれてゐるゆき子を抱きかゝへて
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
何か収穫があるやうな
錯覚
(
さくかく
)
で、日々を生きてゐるだけの自分が、ずるい人間のやうにも考へられて来る。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
さくかく(錯覚)の例文をもっと
(1作品)
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