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こんとん
ふりがな文庫
“こんとん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
混沌
60.7%
渾沌
35.2%
困頓
1.4%
昏沌
1.4%
溷沌
0.7%
餛飩
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
混沌
(逆引き)
疑っていたわけではないが、まだ自分は明らかな計策がつかないので、数日、
混沌
(
こんとん
)
と思いわずらっていたわけです。——もし君も力を
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんとん(混沌)の例文をもっと
(50作品+)
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渾沌
(逆引き)
それはあたかも、幻惑してる思想の中における
渾沌
(
こんとん
)
たる物象に似ていた。それはいつも描き出され、またいつも
融
(
と
)
け合ってしまう。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
こんとん(渾沌)の例文をもっと
(50作品+)
見る
困頓
(逆引き)
第三、もし右二者共に能はずとならば号泣せよ煩悶せよ
困頓
(
こんとん
)
せよ而して死に至らむのみ
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
こんとん(困頓)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
昏沌
(逆引き)
遽
(
あわただ
)
しく寺へ出入りする人の足音や、急にひっそりしたかと思うと、にわかに
罵
(
ののし
)
り喚く声などが、
昏沌
(
こんとん
)
とした俊恵の意識をときどき現実へひき戻した、だがそれを不審に思うゆとりはなかった
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
こんとん(昏沌)の例文をもっと
(2作品)
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溷沌
(逆引き)
只幾分か頭脳が
茫乎
(
ぼんやり
)
して来まして所謂軽度の意識
溷沌
(
こんとん
)
に陥り追想力が失われる様で有ります。
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
こんとん(溷沌)の例文をもっと
(1作品)
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餛飩
(逆引き)
板刀麺
(
ばんとうめん
)
が喰いたいか、
餛飩
(
こんとん
)
が喰いたいか、などと分らぬことをいうて宋江を
嚇
(
おど
)
す処へ行きかけたが、それはいよいよ写実に遠ざかるから全く考を転じて
句合の月
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
こんとん(餛飩)の例文をもっと
(1作品)
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