“こんとん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
混沌61.9%
渾沌34.5%
困頓1.4%
昏沌0.7%
溷沌0.7%
餛飩0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疑っていたわけではないが、まだ自分は明らかな計策がつかないので、数日、混沌と思いわずらっていたわけです。——もし君も力を
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それはあたかも、幻惑してる思想の中における渾沌たる物象に似ていた。それはいつも描き出され、またいつもけ合ってしまう。
第三、もし右二者共に能はずとならば号泣せよ煩悶せよ困頓せよ而して死に至らむのみ
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
散乱昏沌としてことごとくその所在を変えおのれの位置を失った……真実だったと見えたものが虚偽の正体を曝露し、見えざるものが判然とかたちを現した。
夜明けの辻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
只幾分か頭脳が茫乎して来まして所謂軽度の意識溷沌に陥り追想力が失われる様で有ります。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
板刀麺が喰いたいか、餛飩が喰いたいか、などと分らぬことをいうて宋江をす処へ行きかけたが、それはいよいよ写実に遠ざかるから全く考を転じて
句合の月 (新字新仮名) / 正岡子規(著)