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ころほひ
ふりがな文庫
“ころほひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
比
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比
(逆引き)
人々出合ひて
打騒
(
うちさわ
)
ぐ
比
(
ころほひ
)
には、火元の建物の大半は烈火となりて、土蔵の窓々より
焔
(
ほのほ
)
を
出
(
いだ
)
し、はや
如何
(
いか
)
にとも為んやうあらざるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
再び
上
(
のぼ
)
つた
比
(
ころほひ
)
には、もはや起行することが出来ぬので、
蒲伏
(
ほふく
)
して
往反
(
わうへん
)
した。そして昏々として睡つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
狂女は果して
来
(
こ
)
ざりけり。
歓
(
よろこ
)
び
酔
(
ゑ
)
へるお峯も唯
酔
(
ゑ
)
へる夫も、褒美
貰
(
もら
)
ひし婢も、十時近き
比
(
ころほひ
)
には皆
寐鎮
(
ねしづま
)
りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
茶山が江戸に
抵
(
いた
)
る
比
(
ころほひ
)
には、蘭軒の
疝積
(
せんしやく
)
も稍おこたつてゐた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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(2作品)
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