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こばしり
ふりがな文庫
“こばしり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小走
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小走
(逆引き)
掃清めたその門内へ導くと、ちょっとこれに、
唯今
(
ただいま
)
ご案内。で、
婦
(
おんな
)
は奥深く切戸口と思うのへ
小走
(
こばしり
)
に姿を消した。式台のかかり、壁の色、結構、綺麗さ。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すると、幕の
下
(
お
)
りた
舞台
(
ぶたい
)
の前を、向ふの
端
(
はじ
)
から
此方
(
こつち
)
へ
向
(
む
)
けて、
小走
(
こばしり
)
に与次郎が
走
(
か
)
けて
来
(
き
)
た。三分の二程の所で
留
(
とま
)
つた。少し及び
腰
(
ごし
)
になつて、
土間
(
どま
)
の
中
(
なか
)
を
覗
(
のぞ
)
き込みながら、何か
話
(
はな
)
してゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
後馳
(
おくれば
)
せにつかつかと
小走
(
こばしり
)
に入りましたのが、やっぱりお供の
中
(
うち
)
だったと見えまする、あのお米で。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こばしり(小走)の例文をもっと
(6作品)
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