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こころひか
ふりがな文庫
“こころひか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心牽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心牽
(逆引き)
男たちは
自
(
おのづ
)
から
荒
(
すさ
)
められて、女の
挙
(
こぞ
)
りて
金剛石
(
ダイアモンド
)
に
心牽
(
こころひか
)
さるる
気色
(
けしき
)
なるを、
或
(
あるひ
)
は
妬
(
ねた
)
く、或は浅ましく、多少の興を
冷
(
さま
)
さざるはあらざりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
されども、
自
(
おのづか
)
ら
見識越
(
みしりごし
)
ならぬは
明
(
あきらか
)
なるに、何が
故
(
ゆゑ
)
に人目を
避
(
さく
)
るが如き
態
(
かたち
)
を
作
(
な
)
すならん。
華車
(
きやしや
)
なる
形成
(
かたちづくり
)
は、ここ
等辺
(
らあたり
)
の人にあらず、
何人
(
なにびと
)
にして、何が故になど、貫一は
徒
(
いたづら
)
に
心牽
(
こころひか
)
れてゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
異
(
あやし
)
くも
遽
(
にはか
)
に
名残
(
なごり
)
の
惜
(
をしま
)
れて、今は得も
放
(
はな
)
たじと
心牽
(
こころひか
)
るるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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