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こころせ
ふりがな文庫
“こころせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心急
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心急
(逆引き)
あとをも見ずしていっさんに走り出ずれば、
心急
(
こころせ
)
くまま手水口の縁に横たわる
躯
(
むくろ
)
のひややかなる
脚
(
あし
)
に
跌
(
つまず
)
きて、ずでんどうと
庭前
(
にわさき
)
に
転
(
まろ
)
び
墜
(
お
)
ちぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「失礼仕りました。まったく、同じ普化僧姿の者を尋ねて参りましたゆえ、夜目でもあり、かたがた
心急
(
こころせ
)
いた余り人違いの無作法、真ッ平ご免下しおかれましょう」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女房は
連
(
しき
)
りに
心急
(
こころせ
)
いて、納戸に並んだ台所口に片膝つきつつ、
飯櫃
(
めしびつ
)
を引寄せて、
及腰
(
およびごし
)
に
手桶
(
ておけ
)
から水を結び、
効々
(
かいがい
)
しゅう、
嬰児
(
ちのみ
)
を
腕
(
かいな
)
に抱いたまま、手許も
上
(
うわ
)
の空で
覚束
(
おぼつか
)
なく、三ツばかり
握飯
(
にぎりめし
)
。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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