“こうせいせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
好成績66.7%
好成蹟33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粕谷（かすや）の夫妻が千歳村に移住（いじゅう）した其春、好成績（こうせいせき）で小学校を卒業し、阿爺は師範（しはん）学校（がっこう）にでも入れようかと云って居たのを、勧（すす）めて青山学院に入れた。
みみずのたはこと (新字新仮名) ／ 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
又（また）日本（にほん）は日清（につしん）日露（にちろ）の兩役（りやうえき）の時（とき）の如（ごと）く戰爭（せんさう）に於（おい）ては擧國（きよこく）一致（ち）の好成績（かうせいせき）を擧（あ）げて居（を）るが、經濟問題（けいざいもんだい）の爲（ため）に斯（かく）の如（ごと）く擧國（きよこく）一致（ち）の好成績（こうせいせき）を擧（あ）げたことは未（いま）だ曾（かつ）てないのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) ／ 井上準之助(著)
金に不自由のない彼は、今までそれだけで押し通して来た。またどこへ行っても不足を感じなかった。この好成蹟（こうせいせき）がますます彼を楽天的にした。
明暗 (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)