トップ
>
こうじょうまち
ふりがな文庫
“こうじょうまち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
工場町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
工場町
(逆引き)
彼女
(
かのじょ
)
は、もっと
近
(
ちか
)
づいて、よくようすを
見
(
み
)
ますと、この
工場町
(
こうじょうまち
)
に
住
(
す
)
んでいる
貧乏
(
びんぼう
)
な
若
(
わか
)
い
女房
(
にょうぼう
)
でありました。
星の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
本所小梅
(
ほんじょこうめ
)
から
押上辺
(
おしあげへん
)
に至る
辺
(
あたり
)
も同じ事、新しい
工場町
(
こうじょうまち
)
としてこれを眺めようとする時、今となってはかえって
柳島
(
やなぎしま
)
の
妙見堂
(
みょうけんどう
)
と料理屋の
橋本
(
はしもと
)
とが目ざわりである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
尤
(
もっと
)
も
深川小名木川
(
ふかがわおなぎがわ
)
から
猿江
(
さるえ
)
あたりの
工場町
(
こうじょうまち
)
は、工場の建築と無数の
煙筒
(
えんとう
)
から吐く煤烟と絶間なき機械の震動とによりて、やや西洋風なる余裕なき悲惨なる光景を呈し
来
(
きた
)
ったが
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あなたは、
私
(
わたし
)
をよく
知
(
し
)
っていなさるはずです。
私
(
わたし
)
こそ、ほかに、
知
(
し
)
っている
人
(
ひと
)
はないのであります。
私
(
わたし
)
は、
工場町
(
こうじょうまち
)
で
生
(
うま
)
まれました。そして、どうかしんせつな
方
(
かた
)
のところへゆきたいものだ。
脊の低いとがった男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こうじょうまち(工場町)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
こうぢやうまち